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オジーオズボーン伝説

テレビ(オズボーンズ)などによる露出が増え、今やヘヴィメタルを聴かない層の人達にも知られるようになったオジーオズボーンですが、今回は彼がこれまでに世間から注目を集めた出来事や事件、小ネタ等をまとめてみた。
オジーオズボーンに関しては、前回の特集でも少し触れているが、この人のことを書き出すと、それだけでページが埋まってしまいそうな気がしたため、改めて紹介することにしたわけである。

生きた鳩を喰いちぎる

全米デビューした頃、とあるレセプションパーティーに出席したオジーは、場を和ませるため用意されていた鳩を当時マネージャーであったシャロンから渡され喰いちぎる。
「イライラしていてやった」、「場を盛り上げようとしてやった」など諸説あるが、喰いちぎったことに変わりない。
この事件がきっかけとなりオジーオズボーンの名が広く知られるようになり、ライブではステージ上に玩具の動物がファンから投げ入れられるようになり、それがエスカレートし、本物の動物が投げられるようになる。
個人的に、オジーが来日した際は、鳩サブレーを渡してみたい。

ステージに投げ入れられたコウモリを喰いちぎる

ライブ中、突如ステージ上に投げ入れられた蝙蝠を喰いちぎり、ライブ終了後、病院へ搬送される。
コウモリは狂犬病ウィルスを保有している可能性があるため、その後、数か月間、感染症予防の注射を打ち続けながらツアーを行っていた。
後日談でオジーは「玩具のコウモリと勘違いしたと話している」。

来日中の悲劇

来日中、酔った勢いで床屋へ入り、「好きに切ってくれ」と頼み、結果、量産型の七三分けにされる。

アラモの砦事件

米ツアー中の1982年、かなり酔っていたため妻シャロンに外出できないよう服を隠されてしまったオジーは、シャロンの服を着て外へ出てしまった。
そして、アラモの砦で立小便をするのだが、した場所が悪かった。
テキサス独立のシンボルで、聖地のような場所なのだ。
この件が発端となり、テキサスでのライブ活動を10年間禁止された。
立小便をした箇所から666という数字が浮かび上がったという都市伝説も存在する。

オジーが高級イタリアン・レストランで注文したもの

とある高級イタリアン・レストランで食事をすることになったオジーは、イタリアンという気分ではないと言い、何度も店側に「カレーが食べたい」と主張。
レストランのメニューにないため、ウェイターがカレー店まで足を運びテイクアウトしたものをオジーに出した。

マリリンマンソンの証言

マリリンマンソンは、オジーが鼻から蟻(アリ)を吸い込むのを見たと証言している。
オジーが音楽してなかったら、電撃ネットワークが放っておかなかっただろう。

オジーオズボーンの遺伝子

大量のアルコールに溺れた生活を送りつづけ、伝染病にかかるリスクのある動物を噛みちぎるパフォーマンスをするなど、命を落としてもおかしくない生活を続けてきたオジーに対し、遺伝子学者は疑問に思い解析を始めた。
すると、驚くべき結果が出た…オジーの遺伝子はアルコールや覚せい剤にとてつもなく強い性質を持っていたようだ。
研究に参加した最高責任者は、この遺伝子を「オジー・ゲノム」と呼び、塩基配列の解明に並々ならぬ意欲を燃やしていると語った。
人並み外れた遺伝子を持つオジーであるが、今回の研究でカフェインには弱いという欠点も見つかっている(笑)。

オズボーン邸で火事

2004年ビバリーヒルズに所有する邸宅が火事になり、消火活動をしていたオジーは顔に軽い火傷を追い、髪の毛の一部と眉毛を失った。
出火の原因は、シャロンのキャンドルの消し忘れによるものと見られている。

オズボーン邸が強盗被害

これも2004年のことだが、イギリスのオズボーン邸に2人組の強盗が入り、200万ドル相当の宝石類が盗まれた。
オジーがシャロンの部屋に居た強盗に気づき、犯人をヘッドロックし捕まえたものの、振りほどかれ逃げられてしまった。
その際、強盗は10mほどある高さの窓から飛び降り、負傷したが逃げられてしまった。
後の記者会見にてオジーは、犯人逮捕に結びつく情報に10万ポンドの賞金を出すと発表している。
2004年は、火事に強盗被害と災いの年となってしまった。

オジーオズボーンの豪邸が洪水被害

2014年イギリスのバッキンガム州で起きた豪雨による洪水の影響で、所有する豪邸に被害が出た。
オジーは被害について「完璧に冠水したよ。雨で壁もなぎ倒され、ありとあらゆるものが雨水に漬かってしまった。どこもかしこも水だらけでさ。改修には30万ポンドかかるらしいけど、家が完全に乾くまでには9ヶ月はかかるから、その間は着手できないっていうんだぜ。家はすっかり台無しだし。これじゃあ泣きっ面に蜂だよな。」と話している。

オズボーンズ

「オズボーンズ」はビバリーヒルズの自宅(豪邸)にカメラを入れ、オズボーン家の私生活を視聴者に公開するという番組で、音楽専門チャンネルMTVの人気番組でシリーズ化されている。
滅茶苦茶な私生活をさらけ出し、家族の会話では放送禁止用語が頻繁に飛び交い、「ピー」音が終始鳴っているお下品な番組である。
私のお気に入りは、愛犬の糞の始末をしているオジーのシーンです(笑)。

ざっと書いただけでも分かるように、波乱万丈の濃い生活を送っているのが分かる。
だからこそ、「オズボーンズ」が大ヒットし今の地位があるわけだが、今後もコミカルなオジーの活躍から目が離せない。
これほど話題を世に提供出来る「オジーオズボーン」はやはり只者ではない…

2014.9.22


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