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スラッシュ色の濃いシンフォニック・ブラック・メタル
AT THE GATES OF UTOPIA | |||||||||||||||||||||||||||
イタリアのシンフォニック・ブラック・メタルバンドSTORMLORDの2ndアルバムです。 初めに言っておくと、突如あらわれた新鋭ですが、そこいらの大御所と比べても勝っても劣ることはないと思います。 シンフォニックでありながらGはスラッシュメタル的なザクザクしたリフを刻んでるというのが他のシンフォ勢とは違う点でしょう。このスラッシュリフがカッコイイんですよね。もろ私好みの音です(笑)。違和感なくシンフォニックサウンドと融合してるのが見事です。一見ミスマッチにも思えるんですけど。しかも大仰ながら、この手にしては難解さもなく聴きやすいのもプラス要素だと思います。 ただ、Gの音は問題ないんですが、Keyの音がちょっと安っぽい感じがしました。そんなに気にならない程度ですが。ドラムに関して言えば、ブラストは多用せず時折使う程度なんですが、このサウンドの場合多用しすぎると楽曲を損なう気がするので、これで正解だったと思います。。ただ、ドラムに関しては音が軽いのが難点ですかね。 Voは喚き散らすようなタイプです。それと、忘れちゃいけないのが、#01や#03の一部でゲストVoがオペラ的な歌唱を披露してる事ですね。ライナーによると彼は98年からSTORMLORDの作品に関わり続けてるみたいです。 シンフォニックなのが好きなら迷わず買いだと思います。デス声が嫌いっていう人にも是非聴いてもらいたいですね。私も初めは嫌いでしたからきっかけさえあれば克服できるはずです。 それと、余談ですが、ベースの人は日本のアニメやマンガにはまってるらしいです(笑)。 |
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