| UNDER THE INFLUENCE | |||||||||||||||||||||||||||
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アメリカ産のスラッシュ・メタル・バンドOVER KILLの1988年発表のの3rdアルバムです。 古株の割には地味な印象を受ける彼等ですが、こういうバンドが土台を支えているからこそ、スラッシュも存続してるんだと思います。 このバンド、スラッシュとはいえメロディアスな一面も窺えますね。Voは甲高い声でいかにもスラッシュ的な歌い方をしてます。1988年のアルバムという事から、音質はちょっと悪いですね。それと、体感スピードはそれほどなく、たまに速いと感じるパートがあるくらいですかね。 #01は重量感のあるリフを刻み、掛け声なんかもCOOLです。ソロはSLAYERよりも滅茶苦茶で、ある意味CRAZYです（笑）。#03ではメロディアスな部分が際立っていて、このバンドの持ち味を発揮してるんじゃないでしょうか。でも、何か物足りないんだよな・・・#02にしても言える事なんですが。 #04は少しトリッキーなリフワークだな、なんて思ってたら、急に疾走しだしました（笑）。途中メロディアスなGが切れ込んでくる所は、ツボだったりしました。 #06はアコースティックな出だしから一転、ヘヴィなスローパートを経て、疾走しだします。スローパートは退屈ですが、疾走パートはなかなかのカッコ良さで、ちょっと安心しました（汗）。#07はまさにスラッシュらしいサウンドを轟かせ、中間部では哀愁を感じさせるメロウなソロなんかも披露してます。 何曲か冴えない曲があるわけですが、その何曲かがかなり足を引っ張ってる感じで、アルバムとしてイメージダウンになってるんですよね。悪くはないけど、アルバムとしてはパッとしない出来に思えました。 |
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| 72Metal | |||||||||||||||||||||||||||