NONEXIST |
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ARCH ENEMYを首に・・・いや、辞めたヨハン・リーヴァ等によるプロジェクトです。
DEUS DECEPTOR | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
NONEXISTのデビューアルバムです。 そのNONEXISTですが、元ARCH ENEMYのフロントマンであったヨハン・リーヴァ、プログレッシブ・メタルバンドのANDROMEDAに在籍してるヨハン・レインホルツ、DEFLESHEDやDARK FUNERALに在籍するドラマーのマッテ・モーディンによるプロジェクトです。 さて、サウンドの方ですが、プログレッシブでテクニカルなデスメタルという感じになってます。メロデスといっても差し支えないと思います。 ANDROMEDAの人が主に曲を書いたので、プログレ色が出るのは自然な流れと言えるでしょう。そして、暴虐的なパートがある反面、結構メロディアスな部分もあったりします。というか、メロディアスな反面、暴虐的なパートがあります、といった方が正しいですかね(笑)。 ARCH ENEMYを彷彿とさせる泣きメロが随所で聴かれるのも特徴です。Gはエッジの利いた鋭利なリフを刻み、ドラムは時折ブラストを叩いてます。 疾走曲が多いわけですが、テンポダウンし聴かせる所も多く、なかなかに展開もしっかりしてるので、飽きはこないと思います。ミドルな所も退屈にならず、しっかり組み立てられてますし。 ARCH ENEMYにも負けてない泣きメロが炸裂してる#06、聴いててゾクゾクするようなスリリングなリフが切れ込んでくる#07あたりは本作のハイライトといってもよく、この手のファンを満足させるに充分なインパクトを与えてると思います。 AT THE GATESを感じさせるような要素もほんのりと窺えるんですが、#11では色濃くそれが反映されてますね。そして、本編を締めくくる#12は、叩きつけるようなリフがCOOLで、キャッチーな所もあったりして、最後まで素晴らしい楽曲を提供してくれてます。 一切の妥協も感じられず、総じてクオリティの高さを感じ取る事の出来る名盤、といっても褒めすぎではないと思います。 期待以上の出来で大満足でした。 |
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91Metal |
METAL REVIEW/NONEXIST/DEUS DECEPTOR