| INSANITY | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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前作でも紹介したように、ARCH ENEMYを脱退したピーター・ウィルドアーを中心としたDARKANEの2ndアルバムです。 それから余談ですが、ピーター・ウィルドアーはネオクラシカル・メタルバンドMAJESTICでもドラムを叩いてます。 1stがスラッシュ色のつよいメロデス、といったような感じでしたが、本作もそんな感じに仕上がってます。ただ、若干1stの頃よりかは直線的でなく、聴かせどころが多くなってるように感じました。コーラスやノーマルヴォイスが多めに使われていたりします。 さて、本作では前Voが脱退し、新たにAndreas Sydowという人が加わってます。タイプ的には前任者と変わらず、シャウト型のスタイルでデス声ではありません。なので、Voが変わったことによる違和感みたいなのは感じませんでしたね。 ホラーテイストなイントロ#01で幕を開け、軽快なスピード感に勢いのよいスラッシーな出だしをかましたかと思えば、サビではノーマルヴォイス全開な#02へなだれ込みます。 続く#03も素晴らしいナンバーで、ヘヴィネスとコーラス、ノーマルヴォイスが見事に融合していて、サビなんかは普通に歌物として聴けます。#02、#03の流れは素晴らしいと思います。 それから、全体的にヘヴィなんですが、スピーディーでスリリングなパートがカッコイイ#05の静と動の対比も見事ですね。なんて思ったら、スラッシュ寄りのメロデスといった感じの#06も素晴らしい！中間部はイマイチでしたが・・・ インスト後の#08は、一部にAT THE GATESっぽいところがあったりなかったりで、ブルータルなパートやメロウなパートが共存しております。#09ではブラストビートも披露し、かなりアグレッシブに攻め立ててますね。 ノーマルヴォイスを多用してるので、好みによって評価は分かれそうですが、完成度は前作を超えてると思います。あと、個人的にこのバンド、もっと評価されてもおかしくないと思いますけどね。 |
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