| THE BURNING | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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メロディック・スピード・メタルバンドTHUDERSTONEの2ndアルバムです。STRATOVARIUSっぽさは一部で残ってるものの、前作よりは薄れたかな、という感じがします。 そして、前作ではB級っぽさが出てた彼等ですが、本作を聴く限りB級っぽさが抜けて随分大人びたな、という感じがしました。 また、疾走チューンは良くてもミドルチューンがイマイチな感じがした前作とは違い、今作は疾走チューンは勿論のこと、ミドルチューンやバラードの出来が素晴らしいので捨て曲らしきものは見当たりません。 そして、Voの安定感が増し成長したのがわかります。ミドルやバラードが多いとどうしてもVoの力量がないと退屈になりがちですが、その心配も今作ならありません。1stの頃に比べ全てにおいてレベルアップしてますね。まさか、彼等がここまで成長するなんて正直思ってませんでした。 楽曲の方ですが、#01から疾走チューンではなくミドルチューンを持ってきてます。この曲の声の感じがAERO SMITHのスティーブン・タイラーに近いと思ったのは私だけでしょうか？続く#02でストラト的な疾走メタルチューンがきましたね。 #04はパワフルな歌唱が冴えるジャーマン疾走チューンですが、素晴らしい曲です。スピードとパワーを兼ね揃えた名曲といってよいんじゃないでしょうか。そして、ピアノをフューチャーした哀愁のバラード#06、ソロがストラト的な疾走チューン#07、ソナタを彷彿とする#10と続きます。 それにしても随分たくさんボーナスはいってますね。太っ腹なんでしょうか（笑）。 前作が気に入った人は絶対に買いですが、前作がイマイチと思った人でもこのアルバムの内容なら満足できると思います。私の中では一気に彼らの株が上がりました。更なる成長が楽しみです。 |
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| 88Metal | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||