STEEL ATTACK |
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VoをチェンジしB級臭さがだいぶ薄れた3rdアルバム
PREDATOR OF THE EMPIRE | ||||||||||||||||||||||||||||||
前作が輸入盤マニアの好評を得たSTEEL ATTACKの3rdアルバムです。 初めに、前作との違いを挙げると、Voがチェンジしてる事と、音質の向上、スピード一辺倒でなくなり、ミドルも何曲か組み込まれるようになってる、という違いがみられるようになってます。B級臭さがかなり抜けてます。 まず、Voですが、前任者は感情が全く込められてなく朗々と歌い上げるタイプで、かなり退屈な印象を与えてたんですが、新しい人はハイトーン主体で、ちゃんと歌えているのでかなりレベルアップした感じがします。 それと、ミドルチューンが増えた事ですが、この手のバンドの多くがミドルで退屈になるという欠点をかかえてるわけですが、本作に限ってはそういう印象は残らないと思います。退屈にならずに聴けるのは、Voがしっかりしてる、という事が大きく影響してると思います。 ただ、音質が悪かろうが、Voに難があろうが、疾走感がある方がイイという人には前作の方が向いてると思いますが。楽曲自体は前作も良かったので。 本作のベストチューン的存在であるお約束の疾走チューン#01を始めなかなか粒揃いの楽曲が揃っていて、私的には捨て曲らしきものはないと思います。もう少しインパクトの強い曲が何曲かあれば完璧でしたが、それは次作以降の課題という事で。 HELLOWEEN、GAMMA RAY、BLIND GUARDIAN辺りのジャーマンが好きな人なら楽しめると思います。 プレデター(PREDATOR)と聞いて映画を連想したのはわたしだけでしょうか?(笑) |
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86Metal |
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