| RECKONING NIGHT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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前作から約1年8ヶ月の歳月が流れリリースされたSONATA ARCTICAの4thアルバムです。 これまでにリリースされた3枚の中で、今作がどのアルバムに近いかと言えば、3rdという事になるでしょう。2ndまでと違い即効性が低い分、3rdのように聴きこむ事で良さを認識できるタイプと言えると思います。3rdで示した洗練されたスタイルを更に推し進めたサウンドを提示してます。 ただ、私としては、悪くはないものの、SONATA ARCTICAにしては全体的にフックが足りないな、と思わざるをえないのが残念でした・・・キラーチューンと呼べるほどの曲はなく、ソロも落ち着いちゃった感があります。 楽曲の方ですが、オープニングナンバーの#01ですが、これまでのインパクトの強かったオープニングと比べれば、それほどインパクトは強くないものの、いかにもソナタらしいスピードチューンで安心して聴ける仕上がりだと思います。 そして、売りである華麗な旋律よりもヘヴィなギターサウンドが主体となってる#02、サビでの盛り上がりと煌びやかなKeyの演出が1stの興奮を呼び起こすファストな#03と続くわけですが、この後がちょっと・・・#04はインストなんですが、この位置にインストがあるなら、1分台、長くても2分台にまとめるべきだったのでは！？3分を超えるインストなら後半に配置して欲しかったですね。 #05はクワイアの入れ方とかがBLIND GUARDIANっぽく聴こえるのは私だけでしょうか（笑）？そして、初めてヤニが提供したという#07ですが、いかにもソナタの曲という感じのスピード曲でで、メロも素晴らしいです。 後半は煌びやかなながらもヘヴィでアグレッシブに攻め立てる#08、クワイアを大胆に取り込んだドラマチックな大作#09、バラード#10、と続きます。#10での後半のピアノパートの美しい旋律には思わず心奪われました。 2曲あるボーナスのうち#11は、これまで通りボーナスにしては良い出来でで、#12は・・・という事で（笑）。 まあ賛否両論というのも頷ける内容ですが、私の意見としては、聴き込めば普通に良いアルバムになるんじゃないかと思います。ソナタにしては物足りなさは残りますけど。 |
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