KOTIPELTO |
TOP | REVIEW一覧に戻る |
豪華ゲストを迎え制作されたコティペルトのソロ第1弾
WAITING FOR THE DAWN | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
STRATOVARIUSのフロントマン(この時は)であるティモ・コティペルトのソロ第一弾です。SYMPHONY
Xのマイケル・ロメオ、HELLOWEEN(この時は)のローランド・グラポウ、CHILDREN
OF BODOMのヤンネ・ウィルマン等、豪華ミュージシャン達が参加してます。 楽曲の方は、メロスピ的な疾走感があるのは#05くらいですが、なかなか粒揃いの良作だと思います。歌物がメインと捉えたほうがよいでしょう。Keyはあまり前面に出ることなく、ギターが楽曲の鍵となってる所が、STRATOVARIUSとの差別化を図ったのかな、なんて思いました。 インストに続く#02は、ヘヴィなリフにKOTIPELTOの伸びやかなハイトーンがのった、フックのある程よい疾走感が心地よいナンバーです。#03、#04もヘヴィで力強いサウンドと、伸び伸びと歌う歌唱が冴える佳曲ですね。#04ではkeyも躍動感みたいなのがあっていい仕事してくれてます。 #05は疾走感抜群で、オープニングに持ってきてもよいだけのインパクトを放った一撃を喰らわせてくれます(笑)。メロディが良く、まさにキラーチューンですな。ソロはイマイチだけど。#06はコーラスが効いてるミドルチューンで、#07はストリングスを用いた美しも哀しげなバラードです。 前半の充実振りは素晴らしいですね。後半も前半ほどではないにしろ、佳曲揃いでなので楽しめると思います。 ただ、1曲1曲は先ほども言ったとおり素晴らしいんですが、似たような曲調が多いために、どうしても後半でだれてきてしまうのが難点ではありますが。曲がイイだけに実に勿体無い・・・後半はだれるものの、それを補ってくれるだけの楽曲の良さがあるので、聴く価値は大いにありだと思います。 正直、聴く前はここまで期待はしてませんでした。よい意味で期待を裏切ってくれました。KOTIPELTOのVoに魅力を感じてる人なら、買って損はないと思います。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
WAITING FOR THE DAWNを買う |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
86Metal |
METAL REVIEW/KOTIPELTO/WAITING FOR THE DAWN