ご覧の通りハロウィンのトリビュートアルバムで、初期(守護神伝まで)の楽曲が選曲されている。
名前をみて頂ければわかるが、なかなか豪華なメタルバンド達が参加している。
各バンドの特色が出ているため、原曲と比べて楽しむことが出来る。当然だが、シンフォニックなバンドはシンフォニックに、ヘヴィなバンドはヘヴィに仕上がっている。
たまにソロとか弾けてなかったり、ハイトーンがヘナチョコだったりして台無し、なんて所もあるが…中でも特に残念だったのは、「Eagle fly free」で、見せ場であるソロが弾けてなかった。
オススメは#01、#05、#08、#12で、特に「Rhapsody」のシンフォニック・ヴァージョンの「Guardians」は素晴らしい出来だ。それほど大袈裟にアレンジされてるわけではないが、ラストのサビでのコーラスの畳み掛けを含め魅せられた。
#08は原曲よりも速くヘヴィになっている。
冷静に考えると、半数以上はハロウィンをリスペクトしてるのか?と思わされる残念な出来だが、不思議とそれはそれで面白かった。
オリジナルじゃないので、こういうのに点数付けるの難しいけれど、なかなか楽しませて貰えたのでこのぐらいの点数で。
純粋にクオリティ求めるならパスした方が無難である… |