プロデューサー業で成功しているサシャ・ピートが在籍していたことで有名なヘブンズゲートの2ndアルバムです。
ハロウィンとジューダスプリーストを足して2で割ったような感じで、Voは野性味を帯びたパワフルなスタイルで歌い上げています。好み分かれそうですが、ブラインドガーディアンのハンズィが許容範囲なら聴けるのでは。と思います。
ジャーマン直系というよりは、正統派からの影響を感じさせ、そこに、ドイツのバンドらしい哀愁のメロディをミックスさせた音楽性である。
粒揃いの楽曲の中でも、#01、#02、#10の出来が素晴らしく、曲の良さはもちろん、無駄がなくツボをついてくるメロウなソロも聴き所で、この3曲はジャーマン好きならば是非聴いてもらいたい名曲です。
私はヘヴィメタルを聴き始めた頃にこのアルバムを聴いたので、Voの声質になれるのに少々時間がかかりましたが、上記の3曲だけのために買っても損はないのでは?と思わせるほどでした。
#03ではバラードも収められており、バランスよく構成されているので、アルバム一枚をあっという間に聴くことができると思います。
名盤との声も多く聞かれるので未聴の方はお試しあれ。 |