前作と同じラインナップでのぞんだ6thアルバム。今作でもハンセンワールドが炸裂してます。
これぞパワーメタル的なリフにドラマチックさが加わっていて、サビで一気に盛り上がる疾走チューン#01からして、ど真ん中のストライクでした(笑)。痺れます。クワイアがなんか神秘的でいいです。
#02は正統派的なカッコ良さが出てて、ソロがジューダス・プリーストっぽかったりします。
Aメロだけなぜかロブ・ハルフォードみたいな歌い方をし、サビで思いっきりクサさ爆発の#04。ソロも哀愁を放ってます。こういう凄まじいまでのクサい曲、たまりません(笑)。
後半のサビメロの応酬ががGoodな#05。アルバムの中では地味だけどこういうの好きです。
正統的でかなりへヴィな#06。リフがカッコイイけど重くてスローに展開していくから、ガンマファンには受けないと思いますが。
曲調は正統的だけど、キャッチーで哀愁を放ってる#07。出だしの哀愁のイントロがいいです。
そして、映画とかに出てくる、中国の鉄の?大きい太鼓みたいなのが時折鳴り響いてるのに、ちょっと笑いそうになった#08(笑)。
サビもいいんだけど、サビの前のクワイアを乗せた歌メロが素晴らしい#09。サビが2ヵ所あるような感じ。鳥肌立ちました(笑)。
壮大で、次から次へと押し寄せるドラマチックな展開が心を掴む#10。ガンマの大作の中では一番の出来ではないでしょうか。
総合的に判断すると、「LAND OF THE FREE」の方が上だけど、一撃必殺(キラーチューン)の出来はこのアルバムに軍配をあげたい。 |