マイケル・キスクをゲストに迎えた会心の4thアルバム。#09でコーラス、#12では丸々一曲マイケル・キスクが歌ってます。
前作までのVoラルフ・シーパースが脱退し、今作からカイがVoとGを兼任することになりました。
カイのVoには賛否両論あり、たしかに下手だとは思います…下手に聴こえるのは、声質も関係してるとは思いますが。
なんと、オープニングから大作#01を持ってきてます。とてもドラマチックでカイワールドが炸裂してます。名曲だと思います。この曲好きな人も多いのでは。
そして、イントロからスピードで押し捲る#02。楽曲そのものの良さ、途中に入る美しいコーラス、長いギターソロ、どこを取っても最高です。かなりきてます(笑)。
へヴィに始まりベースラインが印象的な疾走曲#08。後半のたたみ掛けは特にカッコイイです。ピアノを使った名バラード#07は泣けてきます。
そして、マイケルがコーラスを取っている#09。サビメロでの二人の共演は素晴らしいの一言につきます。すごくマッチしてます。
壮大で、ドラマチックに展開していく#11。アルバムの中ではあんま目立たない曲ですが大好きですね。後の2曲をどこかに移して、この曲でアルバムを締めてたら最高だったと思うんだけどな〜。
アルバムとして恐ろしいほどの完成度を誇り(もちろん捨て曲などない)、疾走曲が充実してます。カイがVoでも大丈夫というクサメタラーには是非聴いて頂きたいアルバムです。 |