GALNERYUS

日本のヘヴィメタルバンド、ガルネリウスのデビューアルバムです。このアルバムで聴けるサウンドは、Keyを擁したネオクラシカルなメロディック･スピード･メタルです。
日本からも有能なメロスピバンドが出てくるのは嬉しい限りですね。テクニカルなプレイも無難にこなしてますし、一聴した感じ、とても日本のバンドとは思えませんでしたね。
ジャパメタは苦手な私ですが、このバンドは英詞だし、メロスピならではの聴き易さもあり、身構えることなく聴けました。なのでジャパメタが苦手という人にもオススメです。
ただ、Voは好き嫌い分かれそうですね。ジャパメタ的な歌い方とハイトーンを使い分けてます。ハイトーンはたまに線の細さをみせる位で、問題ないんですが、ジャパメタ的な歌い方の所に引っ掛かる人はいると思います。
#01のインストからしてかなりの哀愁放ってます。#02だけでもこのアルバム買う価値あると思います。#02のサビでの歌メロは素晴らしく、ソロではバイオリン？なんかも披露してますね。悶絶級の疾走ナンバーです。
オープニングから哀愁に満ちていて、楽曲自体にもフックがありパワフルな#03。
落ち着いた感じの歌物で、所々にネオクラ的速弾きが挿入されてる#04。続いては、爽やかな疾走チューン#05。若さにまかせた勢いみたいなのがあっていいじゃないですか。
#06は泣きのギター炸裂のインストです。そして、#07は適度な疾走感を持った歌メロが優れたナンバーです。歌メロに独特な哀愁を感じましたね。#08はアニメの歌として使われそうな、ポップでキャッチーな曲ですな（笑）。あと#09のギターソロも素晴らしいっす！
そして、締めの一発#11ですが、#02程じゃないにしろ、かなり強烈な一撃でした。
捨て曲なしの好盤です。ちょっと長くなってすいませんでした（汗）。