カナダ出身のシンフォニックメタルバンドのデビューアルバム。シンフォニックと言っても、Keyがラプソディーみたく前面に出てるわけじゃなく、あくまで味付け程度に抑えられています。
歌い手は女性Voですが、DARK MOORのエリサみたいな歌い方で、歌唱力もエリサと同等くらいはあります。
楽曲もキャッチーな曲が多く、なかなか聴きやすいと思います。
イントロに続く#02は、これぞメロパワって感じの疾走曲で、キャッチーで聴いていて心地よさみたいなのを感じられます。クサクサの悶絶物のソロがたまらないですね(笑)。
#03も疾走チューンなわけですが、力強くパワフルに歌い上げてます。それでいて分かり易く、ヴォーカルラインはキャッチーで親しみ易いですね。
その他にも、#06のクサクサ疾走チューンはメロパワファンなら何か感じるものがあるはずです。
全体的にイモっぽさを感じるものの、メロパワ好きのツボをうまく押さえていて、メロパワファンに充分アピールするだけの内容となってます。DARK
MOORあたりが好きな人なら聴いてみて損はないと思います。本家ほどメロディは分厚くなくクサメロ度は全然少ないですが、Voの雰囲気がエリサと被るせいか、DARK
MOORを想起させますね。
2nd以降のさらなる成長が楽しみなバンドですね。もうちょっと音質向上してるといいな〜・・・本格志向のヘヴィメタルリスナーにはちょっときついかも・・・ |