スペインのシンフォニックなメロディック・スピード・メタルバンドDARK MOORの2ndアルバムです。シンフォニックと言っても、彼等の場合Gによるクサイメロディが主役となってる、と言ってよいでしょう。
今やクサメタラーにとって教科書的なアルバムとなってますが、一聴した感想は、とにかくクサイ!クサすぎる!!というのが正直な感想でした(笑)。
Voは女性です。エリサ嬢のVoは中性的で、うまい方の部類に入ると思います。なかなか魅力的な声の持ち主です。
#01のインストの後の#02からしてクサさ爆発してます(笑)。サビでのコーラスもたまりません。
#03はメロディも勿論良いのですが、なにより歌メロが秀逸ですね。後半にTHRONE
OF CHAOSで聴いたメロディが出てきましたが、気づきました?3分23秒あたりに(笑)。
#04はオープニングからして、かなりメロディアスです。エリサのVoも強弱ついていて、いいですね。メロメロなソロがツボでした。
#05はイントロが大変なことになってます。クサイメロディを撒き散らし疾走してます。悶絶物のイントロですな。
#07のバラードなんかも素晴らしい出来だと思います。切なげな雰囲気が漂ってますね。クサメロだけじゃないです。
そして、コーラスを含めた歌メロが哀愁を放ち、悶絶を誘う名曲#08。私なんて完璧にノックアウトされました(笑)。
全編に渡ってクサメロが聴けるこの作品は、クサメタラー必聴の作品に仕上がってます。聴かなきゃきっと損しますよ(笑)。 |